2013年4月4日木曜日

モニタリングポスト

 私のtwitterアカウントの画像はリアルタイム線量計システム(「モニタリングポスト」は別にあります)。2012年6月に今の画像に変更したようだ。

 
 
(2013年にボカシがかかっていない右の写真に変更。状況が良くなってきたので。明るいイメージにしたくて)

 当ブログの背景画像と同じ場所です。福島市民の方は、私の生活圏を大まかにイメージできると思います。(ニセモノの人達にはワカラナイーw)

  正式には「リアルタイム線量測定システム」の計測機器部分です。原子力規制委員会の「放射線モニタリング情報」ページで測定結果を見る事ができます。

 リアルタイム線量測定システムについては、「モニタリングポストの周りだけ除染している」と言っている方がいるが、正直本当とは思えません。「わずかな、一部の話ではないか?」というのが本音です。

 そもそも、人体に外部から影響を与える力がある放射線として、ガンマ線がありますが、ガンマ線は直進する間に少しずつ減衰していき、最大100メートル届きます。リアルタイム線量測定システムの値を偽る目的で除染をするならば、周囲100メートルすべて除染しなければなりません。(この感覚は、実際に現地で除染作業をガイガー片手に間近で見たことのある人間だと判りやすいのですが・・・。)
  私の生活圏にあるリアルタイム線量測定システムは公園に設置してあるもの2ケと小学校、幼稚園各1つ、合計5つだが、すべて業者の手で施設の敷地内すべてが除染された後に設置されている。

 
私にとってリアルタイム線量測定システムとは、「業者が重機を使用して除染し、自治体が線量をチェックして検収しました。」という証拠品。リアルタイム線量測定システムが設置された公園は、自分の線量計で遊具を一通り計測してもほぼ0.3~0.4マイクロシーベルト/Hr程度の空間線量率だった。

  時々見かける、「モニタリングポストの周りだけ除染している。」という話は、2011年冬に初めて見たと思う。福島市ではなく、どこかもっと線量が高くて森林が間近に迫っている場所の話ではないだろうか。花壇や並木の植生は枝打ちするなど手入れすると放射性物質を取り除くことが出来るが、森林は難しい、との記事を読んだことがある。

 例えば、信夫山(福島市の市街地中心部にある山)の森林部分は高い。烏ガ崎の展望台は2マイクロシーベルトHr/時近くあったし、麓の山道も1マイクロシーベルト/Hr程度の数字が出る事がある。

  私の生活圏は福島市の市街地なので、公園はほぼ全て宅地事業所など建物に隣接している。それらの公園は一度除染されれば、値が戻ることは無く、除染後もわずかずつ下がり続ける。

  上記の「0.3~0.4マイクロシーベルト/Hr程度の空間線量率」の公園も2012年4月に計測した時の値で、この投稿を書いている2013年4月段階では、もっと数字は下がっている。

  設置施設全体が除染される前に設置されたリアルタイム線量測定システムは、JR福島駅西口と清水学習センター、小鳥の森入り口の3ケ所ぐらいしか思い当たるものが無い。

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